手術にあたって

手術を受ける場合には、また、特別な看護方法があります。
当日の手術の流れを説明したり、当日、手術室に連れて行ってくれたり、術衣に着替えるのを手伝ってくれたりします。また、オペの後、どうなるか、目を覚ましたあと、最初に何が見たいか(家族の写真など)まで聞かれている人を見たことがあります。手術に伴う不安をできるだけ減らし、リラックスさせてくれる患者にとってはありがたい看護師です。

【仕事】
1)手術オリエンテーション
基本的に医師の手術説明後にオリエンテーションを行います。患者さんが手術内容や合併症をどの程度理解しているか、疑問があるか、不安を上手く疑問にできているか確認し、必要があれば再度医師より手術の説明を行ってもらいます。患者さんにとってはやはり医師よりも看護師の方が垣根が低く、医師に聞けないことも看護師になら質問することもあります。
麻酔科医の説明があることをはなし、疑問・質問を言ってもらうようにします。また、剃毛や下剤を使うことを説明したり、不安で眠れない時には眠剤が出ることも話します。当日は食事をどうするか、点滴の開始時間はいつか、貴重品は外す等の微細なことまで説明していきます。
術後については、例えば麻酔から目が覚めた時に、何を見たいか、用意するものは何かを説明し、目が覚めた時の体の状態(身体にどんな機器が繋がっているかなど)を話します。
家族に対しても何時までに来てもらうか、緊急連絡時はどこに連絡するかも確認します。
2)手術前検査
手術前に行う検査です。血圧、体温、血液検査、感染症の有無、レントゲン、心電図、尿検査党がありますが、手術によって行うもの、行わないものがあります。
3)剃毛・除毛手順の手技
感染予防のために、切開する場所を中心に剃毛・除毛を行います。その際に、患者さんの羞恥心を配慮し、カーテンを引くようにすること、ビニールシーツを視聴すること、粘着テープで、除毛した毛を取りながら行うことがあげられます。剃り残しがないように、よく確認する必要があります。
4)手術前看護
主に、患者さんの心理面を観察します。医師からの説明が理解できたかどうか、この手術で病気は治るのか、周りに手術の経験者はいるか、術後、障害や傷が出たり残ったりしないか、不眠や食欲不振などの症状は出ていないか等細かく観察し、フォローします。
5)術後看護
まずは麻酔から正常に覚めるかをチェックします。血圧や呼吸数が落ちたりした場合にすぐに医師と連絡を取れるようにしておく、医師から指示された通りに酸素を供給する、術後、穿通の有無などをチェックして見守ります。

以上のような仕事があります。患者さん側から見れば手術に対する不安をぬぐい去り、安心して手術が受けれるようにケアされることがなによりです。手術に関する知識、今までの病状、これまでの経験等が必要になってきます。繰り返すことにより、この経験値が高くなっていくわけです。

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